家庭でできる健康習慣!湯冷ましとは異なる「白湯」で浄化とデトックス

2021 1/31

今日は、「白湯」の素晴らしい作用をお伝えしたいと思っています。

「白湯」と聞いて、「10から15分ほど沸騰させ続けたお湯」を思い浮かべる方は、物事を表面だけで捉えずに、本質をしっかり見極める習慣のある方では?と思います。私は長い間、温かいお湯が白湯と思ってきました。ところが、湯冷ましと白湯は似ているけれど、中身がまったく違うもの。本来の白湯を知れば知るほど、白湯の魅力に引き込まれています。本日の記事では、体を浄化するパワーを持つ「白湯」の作り方。そして、うれしい作用をお伝えします。自宅にいながら、誰にでもできる。体も心も温まる白湯について紹介します。

目次

アーユルヴェーダ的考えに沿った白湯のメリット

こんにちは。
寒いながらも梅の花がほころび、梅の香りが風と共に感じられる季節になりました。
沖縄では桜が咲き始めていると聞きます。

確実に季節はめぐっていますね。

体を冷やす習慣が続き、冷えから来る「不調」を感じていました。
なかなか改善できずにいたら、「白湯」をすすめられます。
湯冷ましを白湯と思い込んでいた私は、白湯の奥の深さに出会い、
まさしく「目が点になる」ほど驚きました。

アーユルヴェーダの考えを紹介しながら、
白湯の魅力をお伝えしていきますので、ぜひ試してみほしいと思います。
なにせ、特に必要なものはありません。
私たちの身の回りにあるもので、必要なものはすべて揃っています。

水と火、そして風がひとつに在る白湯の作り方

体の不調を整えたい時に、白湯を作るのなら、大切なポインは10〜15分沸騰させ続けることです。
この時に、氣をつけたいことがひとつあります。

それは沸騰したら、やかんやお鍋のフタを取って、クツクツさせること。
できれば、窓を開けたり換気扇を回したりするとなおよいです。

アーユルヴェーダでは、私たち人間を含むすべものものが

・水(カパ)
・火(ピッタ)
・風(ヴァータ)

のエネルギーからできていると考えられています。

そのため、沸騰したら完成ではなく、3つのエネルギーが混ざり合うようにして作ります。                  
「ありがとう」や幸せの氣持ちを入れてみると、またひと味ちがった白湯になりそうですね。
クツクツさせることで水の性質が細かくなり、細胞ひとつひとつに染みわたりやすくなることもあるようです。

浄化療法と言われる白湯の作用

アーユルヴェーダは、現代の西洋医学のように症状を押さえ込むのではなく、
体全体のバランスを整え、健康になる医療です。
火のエネルギーが高まった白湯を習慣にして飲むことは、「浄化療法」と言われます。

白湯は体のすみずみに染みわたりを浄化しながら体中をめぐりますので、
いらないものが排出され体の働きが自然に高まっていきます。
白湯を習慣にしていくと、

・浄化
・デトックス
・理想的な便通
・基礎体温の上昇
・代謝機能の改善
・睡眠の質の向上
・頭痛や片頭痛の緩和
・美肌効果

などなどが期待できます。

白湯を飲むことが直接いろいろな効果につながると言うよりは、白湯の浄化作用が本来は誰もが持っている
治癒力を高めていくのではないでしょうか。

こんなに嬉しい作用があると、自然に体も心も軽くなり、
穏やかな気持ちで日々がすごせるようになっていきそうですよね。

おすすめしたい白湯の飲み方とうれしい変化

約15分沸騰させ続けたら、カップに移して熱いうちに飲みましょう。
いっぺんに飲むのではなく、すするようにゆっくりと体に入れていきます。

多めに作ったときには、保温ポットに入れます。
私はポットに入れても、すぐに冷めてしまうので、なるべくこまめに作っては、
早目に飲みきるようにしています。

体に良いからと言って、飲みすぎはおすすめできません。
白湯は1日800mlくらいが上限です。

実は、白湯を飲むとその時の体調がわかります。
「美味しくないかも」と感じるときには、体に老廃物が溜まっているみたいです。
「あまくて美味しい」と感じでも、白湯ばかりでは飽きてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、しょうがを入れて一緒に沸かしたり、できあがったあとに、
ターメリックやコリアンダーなどのお好みのハーブを入れると浄化作用も高まります。
少し甘いものが飲みたいときには、はちみつやメープルシロップを入れるなどしてアレンジできます。

なんと言っても、白湯の味わいはほんのりです。
その時の体調や氣分で、楽しめます。

実際に白湯を飲み続けてみて、感じられるのは、匂いに敏感になりました。
これは体の中が、きれいになっているからではと思っています。
お腹を中心に体が温まり、食欲も小さくなって、間食が減りました。
とてもうれしい変化です。

また、白湯ライフのその後がお伝えできたらと思っています。

まとめ

アーユルヴェーダは、スリランカやインドで生まれた伝統的な医療です。
そして、誕生したのは5000年も前とも言われています。
英語にすると、Ayurveda。
サンスクリット語でAyuhは生命や寿命、そしてVedaは知識や科学を意味します。

私のように、沸かしたお湯と勘違いされていた方にとっては、
脅威の「白湯パワー」だったのではないでしょうか。
誰にでもいつでも始められる白湯ですが、適量があるように
白湯ばかり飲むことはおすすめできません。

生のお水には生のお水の良さがあります。
情報がたくさん溢れている今だからこそ、バランスが求められることもあるかと。

もちろん、良いことは良い。
好きなことは好き。

そして、柔軟であること、中庸であることも大切にしていきたい
と思っている風の舞からお届けしました。

今日もみなさまの周りに、心地の良い風が流れていきますように。

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