健康への近道②血流と筋肉~ふくらはぎをしっかり動かしていますか?

2021 1/29

皆さま、今日もお元氣ですか?
Yukoです。

サラサラの血液がグルグルと身体の中をめぐってくれていると、人は健康に生きていくことができます。
では、血液はどのようにして身体中をめぐっているのでしょうか?

心臓から送り出された血液は、細胞を潤し老廃物を回収して心臓へと戻ってきます。
行きはよいよい帰りは怖い、で、問題は”帰り”です。

つま先まで行った血液がなぜ心臓まで戻ってくることが出来るのか、重力に逆らって上ってくるのですから不思議に思われませんか?
それは筋肉のおかげなのです。
特にふくらはぎは第二の心臓、と呼ばれ、大切なポンプの役割を果たしています。

その筋肉ですが・・・、

何もしなければ、20代をピークに加齢によって筋肉はどんどん落ちていきます。それは、上半身より下半身に顕著であり、とくに大腿四頭筋の退化は深刻で、70歳までにはピーク時の約3分の1が失われます。

寝たきりになる原因の1位は脳卒中(脳梗塞や脳出血)ですが、2位は骨折です。というのも、高齢者の筋肉は1週間動かないでいるだけで20%落ち、5週間動かなければ96%も落ちてしまうため、骨折による療養をきっかけに歩けなくなってしまう人が多いのです。(「健康の正体」小林弘幸著より引用)

この数字、驚きませんか?
そんなにも筋肉って落ちてしまうものなのですね。

寝たきりになってしまわないためだけでなく、若い方も血流を滞らせないために、自分自身の筋肉の状態を振り返ってみることは大切です。

下半身を整える運動

直接的に血管にくっついて血の循環を促している筋肉は平滑筋で、不随意筋です。
その平滑筋も心筋も自律神経によって調整されているため、私たちの意志は届かず、動かして鍛えることができません。

しかし、運動して全身の骨格筋(特にふくらはぎ)を鍛えること、心臓や肺を鍛えることには大きなメリットがあります。
運動により血流が促されますし、氣分がリフレッシュすれば自律神経も整います。


以前、スクワットの仕方を教えてもらったことがあります。
それと同じスクワットがこの本の中にも書いてありました。
ふくらはぎの運動になるだけでなく、全身の筋肉をバランス良く鍛えてくれるようです。
説明が難しいので動画を探してみました。

バランスをとるのが難しい時は、椅子の背もたれを持ちながらするといいと教えてもらいました。

下半身を動かし、筋肉を動かして血液の循環が滞らないようにすること。。。
冬とコロナで家に閉じこもりがちでも、家の中でできる運動はどんどん取り入れて、免疫力と健康を維持していきたいと思います。

何歳になっても大切な運動習慣

なぜ運動が健康加齢に寄与するかというと、血流の改善に著しい効果があるからです。血液の質と流れが真の健康をつくりだすということは、これまで繰り返し述べてきました。そして、腸や自律神経、脳の状態が血液と大きな関わりをもっているということも。
ただ、年齢を重ねれば、どうしてもそれらの機能は衰えていきます。
そして、衰えを自覚しても自分ではなかなか対処できません。

しかし、筋肉だけは唯一、高齢になっても増やすことができるのです。(「健康の正体」小林弘幸著より引用)

筋肉だけは唯一、高齢になっても増やすことができるのです、だなんてとても心強い言葉ですね。
いつからでも大丈夫だという研究結果もでているようですから、そうです!今から始める運動習慣です!

歩こう!

健康のおおもとは歩くことです!
とにかく歩こう〜、今日も歩こう〜、明日も歩こう〜
歩きながら空を見上げ、木々を見上げ、自然の恵みを深呼吸していただいてしまいましょう!

1.一定のリズムで歩く
2.視線を上げて歩く
3.まとめて歩く(「健康の正体」小林弘幸著より引用)

小林弘幸先生はこの3点を勧めていらっしゃいます。
私たち現代人は、下を向いてうつむき加減で作業することが多いですから、歩くときにはしっかり前を向いて姿勢を正して歩き、首のところで滞ってしまっている血液を流しましょう〜

呼吸が乱れない程度の早足でリズミカルに歩くこと。
リズムにのると心も落ち着き自律神経も整うそうです。

そして、慣れてきたら40分、1時間と時間を伸ばしていきましょう〜。


視線を上げて周りを見渡しながら心に余裕を持って歩くと、普段は目につかなかったものが見えてきます。
今日はこんなに空が高く青いなぁとか、こんなところにこんな花がさいているとか、アァ季節が移ろっていくなぁ、というような新たな発見にワクワク心躍ります。

今日も明日もあさっても、楽しみながら歩くことを毎日の習慣にして、血流を良くし健康を維持していきたいですね。

運動は、健康への遠回りのように見えて近道です。

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