使い捨ての生理用ナプキンの功罪

2020 12/11

皆さま、今日もお元気ですか?
Yukoです。

使い捨ての生理用ナプキンが普及することによって不快感が軽減され、ナプキンを洗濯する必要もなく、とても楽ちんな暮らしとなっています。
ゴミは増えてしまったけれどゴミはどこかへ消えていってくれるし(収集車が運んでいって私たちの目の届かないところで処理してくれる)、罪悪感はあまりありません。

果たしてそれは良いことなのでしょうか。。。


それによって得たものと失ったものがあります。

昔の女性たちは生理期間をどうやって過ごしていたのでしょうか?
知ることから始まります。

女性はかつての自分の生理をコントロールできる機能がなくなってしまいました。利便性を追求した結果、人間が本来持っている機能がこんなに衰えてしまうことにびっくりしました。

むかしの女性は一体どうしていたのでしょうか!? 
母たちは脱脂綿をチリ紙で巻いたものや要らなくなった布を縫って使用していたそうです。もう少し年配の人たちは紙や綿花をクルクル丸めて、栓をしてトイレに行って栓をとって、出血させたというのです。
また下着を着用しない時代はどうしていたかというと、自分で膣口を締めて月経血を止める、という身体技法があったそうです。

以前、布ナプキンの勉強会で講師の先生が話してくれましたが、オーストラリアの友人は布ナプキンをほとんど汚さないそうです。汚さないようにしようとする氣持ちで筋力が違ってくるのでは、と話してくれました。(「脱・経皮毒」山下玲夜著より引用)

コントロールできるのは月経血だけではありません。
月経の日にちのコントロールもできたそうです。
人の思いは強力です。
思い(意識、氣)を私たちの一部として認識して使いこなせたら、思いもかけないような力が私たちには備わっているのかもしれません。

月経コントロールもできないことではないのです。
衰えてしまっている、もしくは、自分自身で封印してしまっている能力を開花させて、快適に過ごせるようになりたいですね。

やればできる、次回の生理から意識的に経血を止めてみる訓練をしてみてください。
経血の不快感からも開放され、膣口付近の筋肉も鍛えられ、尿もれやひょっとしたら腸の動きも良くなって便秘にも良いかも?と、これは私の勝手な妄想ですが・・・笑。

少しでも生理期間を快適に過ごせると良いですよね!

できれば布ナプキンがおすすめです。
ゴミの観点からも、経皮毒の観点からも、自分自身の能力開花の観点からも、できればオーガニックの布ナプキンを使ってみてください。

布ナプキンだと洗う必要がでてきますから、できるだけナプキンを汚さないようにと自分自身の身体に注意を向けるようになります。
そうするとトイレで経血を出す、ということもきっとできるようになってきます!!

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