何を選びますか?⑧日用品と経皮毒

2020 12/03

皆さま、今日もお元気ですか?
Yukoです。

さて、先日の洗剤と経皮毒の続きで、今日は私たちの肌に触れる日用品からの経皮毒を考えてみたいと思います。

経皮毒とメイクアップコスメ

メイクアップコスメからの経皮毒は、ある意味必要悪的な要素が強く、なかなか難しいところだと思っています。
それでも、きちんと選ぶ眼を持てばかなりの危険性を排除できる製品も作られています。

何をとり何を捨てるか、は個人個人で判断するしかありません。

しかし、特に若い方に伝えたいことは、十年後二十年後の自分の肌や体調を考えてください!ということです。
当然今は元氣ですから、どんなに安物の有害な物質を組み合わせて作られたコスメを使っていても、肌トラブルもなにも起こらないかもしれません。

でも毒素は確実に体内に蓄積されていきます。

それを忘れないでいてほしいと、心から願っています。

その他、気を付けたいモノと経皮毒

1.ウエットティッシュ

ウエットティッシュにも界面活性剤、保湿剤、防腐剤、抗菌剤、防カビ剤などが含まれています。
あんなにしっとりしているのに腐らないなんて、普通では考えられませんものね。
便利なものには要注意です!
特に神経質になって子どもの手をウエットティッシュで拭きまくることは考えものだと思っています。

2.赤ちゃんのおしりふき

こちらもウエットティッシュと同じで、含まれているものがあまり使いたくないもののオンパレードです。
しかも経皮吸収しやすい敏感なおしり周りを拭くわけですから、しかも相手は経皮吸収しやすい赤ちゃんですからなおのことです。

いらない布や脱脂綿を湿らせて、そっと拭き取ってあげてください。
凄まじいうんこの場合は、私はボトルにぬるま湯を入れて、それで洗い流していました。

おしりふきの代わりに、湿らせた脱脂綿をタッパに入れて持ち歩けば良いだけですから、決して面倒でもなんでもありません。
それよりも、おしりふきに負けて真っ赤になった赤ちゃんのお尻のケアをするほうが、余程手間だし可愛そうだと思われませんか?


3.生理用ナプキン

性器は腕の内側に比べて、経皮吸収力が42倍もあります。
しかも膣の中は粘膜ですからそれ以上の吸収力となります。
そこに当てておくものですから、よく考えて選んでほしいと思っています。

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4.紙おむつ

生理用ナプキンと同様に、おむつは経皮吸収しやすい部分に当てて使うものです。
しかも相手は赤ちゃんです。

便利さだけで紙おむつを選択していると、脳の発達が遅れるという話を聞いたことがあります。
真偽はわかりませんが、おむつ離れが遅くなっているのは事実です。

本当は親子ともにおむつなんて早くにとれてしまったほうが楽なのに、おむつトレーニングが面倒なのか赤ちゃんが不快感を感じていないからなかなかとれないのかはわかりませんが、おむつの取れる年齢が今では3〜4歳だといいます。

私は布おむつを洗うのが面倒で面倒で笑、1歳半くらいでおむつをとってしまいました。
ゴミも手間も減って、布おむつの利点はこんなところにもあったのですね〜笑。

おむつが濡れれば、不快感を感じると”おむつを替えてもらいたい”と赤ちゃんがする行動は、泣いてわかってもらうしかありません。不快感を知った赤ちゃんは、泣いてお母さんに氣づいてもらって、対処法を学ぶのです。氣持ちよい、うれしいという感情を養うのも大切ですが、不快、いやだ!なんとかしてほしい! という感情に対しての対処法を学ぶことはもっと大切なことです。
石油由来の紙おむつに不快感を感じないで育ったため、社会に出て不快感を味わっても対処法がわからず、若者はキレてしまうのではという人もいます。赤ちゃんは素直に泣いたり、笑ったりして、顔の表情で主張しています。よく見て理解してあげることが大切なのです。できれば、布おむつを使用することをおすすめいたします。(「脱・経皮毒」山下玲夜著より引用)

5.プラスチック製品

哺乳瓶、今ではどんな材質が使われているのだろうと、調べてみました。
ポリプロピレン(PP)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリフェニルサルホン(PPSU)、トライタン(Tritan)、シリコン
となっていて、環境ホルモンを含まない素材になっているようです。

しかし通販などでは、今でも安いポリカーボネート製で環境ホルモンを含む哺乳瓶も売っているそうですので、注意してください。

では赤ちゃんのおもちゃはいかがでしょうか?
赤ちゃん用のプラスチック製のおもちゃは配慮して作られているそうなのですが、子ども向けのおもちゃは何ら配慮されず、有害な添加物の含まれているプラスチック製のものも多いようです。
材質をチェックしていますか?
特に赤ちゃんは、何でもかんでも口に入れてしまいます。
必ずチェックして、できればプラスチックでないモノを選んでいただければ、と思っています。


6.食品ラップ

経皮毒ではありませんが、食品ラップ製品に含まれる添加物がかなり問題になった時期がありました。
結局、私たち消費者が使いやすさを求めたため、何ら解決されることなく今でも添加物の入っているラップは普通に売られ続け、私たちは使い続けています。

ラップをして電子レンジでチン!は、とても危険です。
電子レンジそのものが危険であるとPBマーケットでは考えていますが、そこにラップが加わると避けたいものの筆頭に上がってくるかもしれません。
ラップは食品を直接包む(食品に接触する)ことを考えて作られてはいないそうです。
食品に接触していると、添加物(環境ホルモン)が食品に移っていきますので、本当に氣をつけていただきたいと思っています。

添加物の入っていないポリエチレンのラップも売っていますから、次にラップを購入するときには表示をしっかり見て選んでみてください。


7.殺虫剤・防虫剤・蚊取り線香

野菜にかかっている農薬に関しては氣になるのに、家の中で使う殺虫剤に関しては無頓着になってしまっていませんか?

虫に向けてシューッと一吹きするその殺虫剤、ダニやゴキブリを一掃するために焚くバ○サンなどの燻煙剤、衣類に入れる防虫剤、蚊取り線香、すべて化学合成薬剤が使われています!

主に使われているのはピレスロイド系の薬剤で、人が吸い込んでも短時間で分解され排出される、自然界においても分解しやすい成分だといわれていますが、だからといって家の中で使っていいものだとは私にはどうしても思えないのです・・・。

本物の除虫菊の蚊取り線香、アロマ、掃除、によって虫は外へと出てもらって、共存する道を選んだほうが私たちの身体にとっても良いことだと思われませんか?

特に若い女性たちへ

いろいろと見てきましたが、女性は男性より皮膚も皮脂もうすく経皮毒の影響を受けやすいといいます。
その上、女性の方が洗剤(台所や洗濯)にふれる頻度が高く、化粧品からも有害物質を取り込み、溜め込まれてしまっているのではないでしょうか?
化学合成物は経皮吸収されたあと、血液やリンパ液の流れに乗って(肝臓で解毒されることなく)主に脂肪組織に蓄積されていきます。
乳房は脂肪で構成されています。
子宮内膜症や乳がんが増えているのは経皮毒の影響も大きく関わっているのではないでしょうか。

そして、本当に氣をつけていただきたいのは若い女性たちです。
そのメイクアップは必要でしょうか?
発色を少し我慢すれば随分身体への負担の少ないコスメを手に入れることができます。
その口紅は大丈夫でしょうか?
唇は角質層が少なく、経皮吸収率は高く口から食べてしまう可能性もあります。
その口紅に食品への添加が禁止されている添加物が含まれていることも知っておかなければならない、と思っています。
そのヘアカラーは必要でしょうか?
ヘアカラーは毒性が強く、アナフィラキシーショックが起こることもあるといいますから、できるだけひかえてほしいと思っています。

そしてもう一つ、毒素は母体からお腹の中の胎児へ、そして母乳を通して赤ちゃんへと受け継がれていきます。
環境ホルモンや有害物質が胎児や赤ちゃんへ与える影響はオトナである私たちに与える影響の比ではありません。

少なくとも子どもを授かりたいと思った瞬間から、これらのことをしっかり認識していただきたい、と切に願っています。


経皮毒の影響としてアレルギーやがんとして現れてくるのは、10年とか30年以上経ってからです!!
今を生きる!とよく言われますが、それは今が良ければそれでいい、ということではありません。
自分の将来に、自分の子どもたちの未来にも目を向けて、責任をもって生きてほしいと思っています。


※今日の記事は、「脱・経皮毒」山下玲夜著を参考にさせていただきました。

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