細菌たちとの共生を選ぶ?無菌環境を選ぶ?

2020 11/01

皆さま、今日もお元気ですか?
Yukoです。

どこで読んだのでしょうか、無菌マウス(腸内細菌もゼロ)は元氣で長生きだという話。
腸内細菌との良い共生状態が健康につながる、と信じていた私は『嘘だろ・・・』となってしまったわけです笑。

菌との共生は常に炎症反応と隣り合わせです。
そう考えれば無菌マウスの話、納得です。

でもここは地上です。
天国や楽園ではありません。
無菌状態で生きることは無理です。

またそのような状態で生きたいと思うか?ですよね。

でも今まさにその世界観に突入しようとしています。
殺菌された空気の循環するフルフェイスの防護マスク。
おどろ木ももの木さんしょの木🌴です笑。

世界がそちらへ動いているなら、そうなってしまう前に思いっきり細菌たちと仲良くなりませんか?笑笑。
子どもたちには思いっきり泥遊びをさせて、鼻水垂らしていようが咳をしていようが少々熱があろうが、みんなでおしくらまんじゅうをして思いっきり触れ合って、多様な細菌たちとも触れ合う生き方。

細菌たちと敵対しても私たち人間は勝てません。
(それとも人間は無菌状態で生きることを選んでいくのでしょうか・・・?それはそれで一つの選択ではありますが・・・。)
反対に仲良くすれば恩恵を受け取れるのです。

私たちの周りにはそうそう恐ろしい菌はいません。
善玉菌と日和見菌、そしてせいぜい悪玉菌です。
悪玉菌とも私たちは共生しています。

その共生菌まで殺してしまう行為が、”除菌・抗菌”です。
もちろん不衛生な状態は論外です。
しかしそんなところは今の日本にはありません。
むしろ清潔すぎて病気になるところまできてしまっています。

私は、細菌たちとはどうあっても仲良く生きていきたいと思っています!笑笑

O-157は大腸菌の変種です。このO-157は、さまざまな菌が多く棲む雑多な場所では、他の菌の強さに負けてしまうような生命力の弱い菌なのです。つまり、清潔すぎるキッチンや殺菌剤を多用するレストランのような清潔すぎる環境で繁殖する菌なのです。
清潔すぎる現代は考えもの。菌を殺すことより、私たちに大事なのは、神経質になりすぎない習慣を身につけることなのです。(「腸で変わる!病氣にならない、50代からの生活習慣」藤田紘一郎著より引用)

子どもは土を食べて大きくなるといわれています。
さすがに我が子が、溝に溜まっている泥水を飲んでいた・・・、と聞いたときにはひっくり返りそうになりましたが・・・。
生きててよかった・・・笑。

神経質になりすぎない、それはとても大切なことなのだと思っています。

現代人は腸の中の細菌の種類が減ってしまっているそうです。
多様性があれば特定の菌が増えすぎることを防げます。
身近な細菌たちを殺菌しすぎることなく、たくさんの菌と触れ合うことによって多様性を高めていけたら、と思っています。

私たちの身の回りにはそうそう恐ろしい菌はいません。
しかしもしそうした病原菌がやってきたとしても、私たちの常在菌が多様性に富みバランスよい状態でいてくれたなら、恐るるに足らないのです。

それが健康維持の秘訣でもあり、健康維持への一番の近道でもあると思っています。
身近な細菌たちと仲良く対話することを始めてみませんか?

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