皆さま、今日もお元気ですか?
Yukoです。
今日はもう一度、食の話に戻って、添加物を考えてみます。
いつでもどこでも簡単に食にありつけるありがたさ、それは「添加物のおかげ」。
でも添加物の発がん性が疑われていたり、添加物によって味覚が衰えてしまったりすることは「添加物のせい」。
食は自分たちの意思で選択可能です。
嫌なものは食べなければ良いだけです。
自分にとって必要な知識と正しい智慧を身につけ、選択していく自由そして責任が私たちにはあるのです。
著者は「おかげ」と「せい」の対比から、消費者が賢くならないと世の中は変わりません、と私たちに問いかけてきます。
添加物は必要があって存在していますから、それに良いも悪いもないと私は思っています。
添加物が良い、悪い、という対比には意味がなく、時と場合、そして個人個人の考え方次第なのです。
(・・・とはいえ、できるだけ避けていただきたいな、とは思っています笑。)
安いものには訳がある
本来の原材料より安い素材を使ってコストを下げ、似たような食品を作り上げる。
食品メーカーが頑張って手掛けている食品にはこのようなものが多いです。
それは私たち消費者が少しでも安いものを望むから。。。
例えば、マヨネーズもどき。
卵を使うとコストが高くなるため、酢と油を乳化させるために卵ではなく乳化剤が使われます。
カロリーハーフのマヨネーズは、カロリーをカットするために油の量を半分にしてあります。
その半量を補うために水が入り、味を補うために調味料が入り、水ではマヨネーズのとろみがでないため増粘安定剤などが加えらることになります。
ビーガンの方にはマヨネーズは関係ないかもしれません。
ではコーヒーフレッシュはいかがでしょうか?
コーヒーフレッシュにはミルクが含まれていないから使っても大丈夫・・・でしょうか?
確かにミルクは入っていませんが・・・。
常温で保存しても水と油が分離せず、注ぐときのとろみはできるだけ生クリームに近く、熱いコーヒーに注いだときに白い液体が浮き上がってくるときの速度やコーヒー表面での広がり方も自然に、そして熱いコーヒーに入れても水と油が分離しないように、と、そこまで考えられているそうです。
ちょっとびっくりですよね。
そして完成までに1年もかかったそうです。
原材料は水と油と添加物ですから、そこまでして開発しても採算がとれる価格で作ることが出来るのです。
(「素朴な疑問ー食品の裏側からー」を参照させていただきました。)
安いものを私たちが望むから、添加物たっぷりのこういったもどき食品がスーパーの棚に所狭しと並ぶことになります。
しかし、やはり安いものには訳があったのです。
添加物の影響
添加物の身体に与える影響に関しては賛否両論あり実験データもいろいろで、結局の所どうなのかは長いときをかけて、私たち自身の人体実験で証明するほかないのかもしれません。
ですから今は、自分自身がどう考えどう選択するか、にかかっています。
とはいえ、この引用文のように添加物が腸にそして身体全体に悪影響を与えていることは間違いないのではないか、と私は思っています。
しかし添加物だけが悪いのではなく、ストレスも関わってくれば、ココロの持ちようや在りようにも私たちの健康は大きく左右されます。
しかも長年食べてきた食品の中にも病氣の原因になるものもあるのですから、いろいろ複雑です。
トータルで考える材料として、『食品を買う時は裏のラベルを見る!』、これを徹底することしかないのだと思っています。
毎回チェックしていると添加物の名前を覚えて、またここにも入ってる・・・という氣付きの第一歩となります。
そこから不必要だと思うものを決め、入っていないものを探すようにしていけると良いなと思っています。
保存料は?、酸化防止剤は?、結着剤は?、乳化剤は?、香料は?、着色料は?
そして、アミノ酸(昔の化学調味料、今はうま味調味料)は?
酵母エキスやたんぱく加水分解物は必要でしょうか?
酵母エキスやたんぱく加水分解物は添加物ではなく食品扱いとなっていますから、自然食品店で販売されている加工食品にも当たり前のように入っています。
そして、入っていても「無添加」の表示をつけることができます。
旨味を強く感じるこれらの物質は、たとえ酵母エキスやたんぱく加水分解物であっても、私たちの味覚のセンサーを狂わせていきます。
しかし、何でもかんでもを避けようとしても無理があり、ストレスがかかる一方です。
その時、その状況に合わせて賢く選択できる消費者になっていきたいなと私は思っています!
大切なことは、避けられるものは避ける、避けるべきものをしっかり自分の中で決めていくこと、だと思っています。
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