大きな便り、出ていますか?大きな便りは健康のバロメーター!

2020 10/30

皆さま、今日もお元気ですか?
Yukoです。

大便の70〜80%が水分で、残りの固形分の1/3ずつが食べかす・腸内細菌・腸粘膜(腸の垢)と言われています。
固形部分の半分が腸内細菌、35%が腸粘膜の細胞、15%が食べかす、と書いてあるものもありました。

断食中でも便りがあるのは、大便が単なる食べかすではないからです。
そして、”そんなに食べてないのにどうして毎食後こんなに出るのだろう?”と不思議に思っていらっしゃったあなた!
そう、あなたは超健康体なのかもしれません!笑。

たくさん出る人はそれだけ新陳代謝が活発で、腸内細菌もたくさん働いてくれている、ということなのだろうと思っています。

日本人の大便は世界でも最低基準です。さらには悲しいかな、現代人の大便は戦前(約350〜400g)に比べ、約150〜200gと、半分から3分の1にまで減っています。ウンチの量が減っているということは当然、腸内細菌もそれだけ減っていることを意味します。(「腸で変わる!病気にならない、50代からの生活習慣」藤田紘一郎著より引用)


便の量が減っているということは、腸内細菌も減っているということ。
腸内細菌が減っているということは、私たちの腸内環境が悪化しているということ。
腸内環境が悪化しているということは、私たちの免疫力に影響が出ているということです。

食洗機を使っている家庭の子どもはアトピーになりやすい、と書いてありました。
それは食洗機は高温になるため、食器についている細菌が殺菌されるからです。
一方手洗いの食器には身の回りの細菌たちがたくさん残っています。
気持ち悪い・・・・、のではなくて、それは良いことなのです!笑

生活のいたるところから細菌が減っています。
身の回りから菌を排除するために、私たちは日々抗菌しまくっています・・・。

腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが大切なだけではなく、多様性があることも必要です。
日常生活から細菌が減ると多様性が崩れ、腸内細菌も減ってしまうのかもしれません。


加工食品に含まれる食品添加物も大きな影響を与えているのだろうと思っています。
その中でも一番の問題は保存料です。
保存料と言えば聞こえは良いですが、食品を腐らないようにするための添加物です。
腐らないようにするためには菌を殺す必要があります。
そうです、かなり直接的に腸内細菌に影響を与えているのが保存料だと思っています。

便利さと引き換えに健康を差し出しますか?


大きな便りが小さくならないように、小さな便りの方は大きくなるように腸内環境を整えることを考えないといけません。

便りからは私たちの身体に関する様々な情報を得ることができます。
単なる排泄物じゃないか!と無関心でいてはダメなのです。
便りの発するメッセージを見過ごすことなく、私たちの健康へとつなげていけたら、と思っています。

大きな便り、出ていますか?

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